TUP BULLETIN

速報712号 ドナより 木曜日の裁判――別の日には、別の猿ぐつわ

投稿日 2007年6月14日

DATE: 2007年6月15日(金) 午前7時35分

パイン・ギャップに関する議会発言は、どんなものでも一切口にするな!?


 オーストラリア人女性ドナ・マルハーンは、2003年春イラクでの「人間の 盾」に参加し、04年春には米軍包囲下のファルージャに入り、その帰路地元レ ジスタンスによる拘束を経験し、04年冬から05年春にかけてイラク・パレスチ ナを旅して、05年8月アメリカからシンディ・シーハンのキャンプ・ケーシー について報告してくれました。オーストラリアに帰国したドナは自国のテロを 見据え、05年12月に米国主導のイラク戦争・占領にオーストラリアが最も貢献 してきたアリス・スプリングス近郊のパイン・ギャップ軍事基地に向かい民間 査察を強行して逮捕・起訴されました。  そして、最高7年の刑期を科せられるかもしれない裁判がついに始まりまし た。連日行われている裁判は、6月7日(木)にやっと被告側の証言に入ったよ うです。それでもなお、連邦側はあの手この手と攻撃を仕掛けます。7日 (木)の夜にドナが送った7日の裁判報告です。 (翻訳:福永克紀/TUP)


木曜日の裁判――別の日には、別の猿ぐつわ ドナ・マルハーン 2007年6月7日

お友達の皆さんへ

連邦側が今日、真実や、言論の自由や、まさに公正な裁判を制限する事項を いっぱい詰めた彼らの帽子から、また別のウサギを引っ張り出してきました。

今日のウサギは「議員特権」と呼ばれるものでした。ええ、皆さんの思ってい ることは良く分かります――議員特権は、議員たちが意見や疑惑を議会で発言 しても、そのことによって法的責任を負うことを防ぐために存在します。それ が、法廷に証拠提出することとどういう関係があるのですか?

良い質問です。

重量級の連邦側弁護団のひとり、ベグビー弁護士が、パイン・ギャップについ て議会で述べられたどんなことも、どんな方法でも私たちは口にすることも言 及することも『絶対に』許されないと申し立てたのです。

これは、公正な裁判を受ける権利と私たちの弁護に重大な悪影響を及ぼしま す。私たちは議会での出来事をいくつか引用したり言及したりする予定だった のです、特に、条約委員会が1999年の条約改定時にパイン・ギャップの役割の 詳細な情報を要求したとき拒否された最も顕著な事件もです。

私は、この法の適用はその目的に反していると反論しました、そしてこの法律 と法の専門的事項に関する私の陳述の最後には、ついにあの古典的なオースト ラリア映画「ザ・キャッスル」のフレーズを使ってしまいました。

「裁判官、そう感じるんです……」 [訳者注:「ザ・キャッスル」については、[TUP-Bulletin]速報634号ドナよ り「ザ・キャッスル」のように http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/686 を参照]

判事は私の言ったところを理解し、うなずきながら笑いました。彼女は明らか に、自分が下さなければならない決定を心地よくは思っていませんでした、し かし政府の秘密を守ることが唯一の仕事である弁護士たちが束になって攻めて きたとき、彼女に選択の余地は余りありませんでした。

その議論のあと、ブライアンが冒頭陳述をしたあと被告人証言が始まりまし た。

www.pinegapontrial.blogspot.com のブログサイトに、もっと情報と報告が。

http://www.abc.net.au/news/newsitems/200706/s1945224.htm に、この日の 最初のABC報道が(他のものはまだオンラインにはない)。

当地アリス・スプリングスの地元テレビでもすばらしい放送がありました……

明日はブライアンの証言が終わり、ジムが証言します――みんなで楽しみに 待っています。

平和を ドナより

原文:[The Pilgrim] Another day another gag – Thursday in court URL: http://groups.yahoo.com/group/ThePilgrim/message/214

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