RECENT ARTICLES

速報989号 シーモア・ハーシュ:犯行現場(下)――ソンミ村大虐殺再訪

(2015年08月14日)

○米軍は戦闘員と非戦闘員をほとんど区別していなかった
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『世界』7・8月号に掲載された、シーモア・ハーシュによるソンミ村大虐殺記事の邦訳の後半です。前半は以下をご覧ください。

速報988号 シーモア・ハーシュ:犯行現場(上)――ソンミ村大虐殺再訪
http://www.tup-bulletin.org/?p=2894

(前書き・翻訳:荒井雅子/TUP)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本文を読む

速報988号 シーモア・ハーシュ:犯行現場(上)――ソンミ村大虐殺再訪

(2015年08月10日)

○「ベトナムにはたくさんのソンミ村があったのです」

1968年に米国で隠蔽されていたソンミ村大虐殺事件を明るみに出したハーシュは、ベトナム戦争終結40年の今年、 初めて事件の現場を訪れ、当時と今をつなぐ記事を書きました。

ベトナム戦争拡大を招いた、でっち上げの「トンキン湾事件」は 1964年8月でした。私たちの記憶する8月とベトナム戦争の8月。 戦争はいつも嘘に基づいて行われ、苦しみしかありません。『世界』7・8月号に掲載されたハーシュ記事の邦訳を二回に分けて配信します。

(前書き・翻訳:荒井雅子/TUP)

本文を読む

速報987号 チャールストンの教会乱射テロ事件はなぜ「テロ」と呼ばれないのか

(2015年07月17日)

◎ 「テロ」という言葉は、過激な政策を正当化するために、あたかも科学的正確さを備えた用語であるかのように持ち出される

6月17日、サウスカロライナ州チャールストンの、エマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパリアン(AME)教会で、白人の男が銃を乱射し、9人のアフリカ系米国人が殺害されました。
エマニュエルAME教会は、南北戦争より半世紀前に南部連合国のただ中に創立された、もっとも歴史ある黒人教会の1つです。1816年、それまで通っていた教会が人種隔離するようになったため、黒人信徒が退会し、自分たちの自由に礼拝できる場所を自分たちで作ったのがエマニュエルAME教会の始まりでした。奴隷を平等に迎えたこの教会はたびたび襲撃を受けました。
1822年、自由黒人デンマーク・ヴィージが奴隷の大規模な武装蜂起を計画したものの密告され、ヴィージら35人が絞首刑となりました(ハワード・ジン『民衆のアメリカ史』9章「服従なき奴隷制、自由なき解放」)。ヴィージが創立者の1人だったエマニュエルAME教会は焼き払われました。1834年南部連合国の黒人教会非合法化後も礼拝は続けられ、教会は1865年に再興されました。
乱射テロで殺害されたクレメンタ・ピンクニー牧師は、”母なるエマニュエル”教会について、「創立以来 、アフリカ系米国人の精神を、そしてさらに言えば、米国の精神を、まさに代表してきました。それは正しいこと、真実なることのために立ち上がる、不屈の精神です」と語っていました。
200年にわたって自由と平等を求める闘いの象徴となってきたこの教会で大勢の人が無慈悲に殺害されたとき、どうして「わたしはエマニュエル」というプラカードが掲げられなかったのでしょうか。ヒラリー・クリントンは、24日になってようやく乱射事件を「テロ行為」と呼びましたが、民主党大統領予備選向けの点数稼ぎと指摘されています。
以下は、「テロ」という語の恣意的な使われ方を実証し、この言葉について思考停止しないことが必要と警告するグレン・グリーンウォルドの論稿です。安倍政権が「対テロ戦争」への参加を画策している現在、「テロ」という言葉の実体を明らかにするグリーンウォルドの指摘は、日本の私たちにとっても重要だと思います。(翻訳・前書き:荒井雅子/TUP)

本文を読む

速報の一覧