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速報748号 2008年国際女性デーに際して/団結を固め、みんなで「女性の殺害にノー、性浄化を進めるギャングたちにノー、女性迫害者のいないイラクにイエス」の声を

投稿日 2008年3月14日

FROM: tup_bulletin
DATE: 2008年3月14日(金) 午後8時56分

イラク占領により広がる女性受難-宗派浄化と並行する性浄化
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男女平等の一つの指標が婦人参政権だとして、その制度化は、ニュージーラン
ドが1893年、米国が1920年、日本が1945年で、比較的最近のことといえます。女
性は一人前の市民ではないという思想は世界各地で脈々と受け継がれてきました。
平時に確立されたかにみえても戦時には反古にされるのが女性の人権です。今、
占領下のイラクでサダム政権下では見られなかったスケールで女性の受難が続い
ています。国際女性デーにちなんで日本の人々との連帯を求めて来日したフリヤ
ル・アクバルさんは、広島、大阪、京都、川崎、東京での集いで女性の命を守る
イラク自由会議(IFC)の取り組みへの支援を訴えました。浅井健治さんが
イラクと世界の女性の権利擁護を訴えるIFCの声明を翻訳しています。
(向井真澄)
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【2008年国際女性デーに際して/団結を固め、みんなで「女性の殺害にノー、性
浄化を進めるギャングたちにノー、女性迫害者のいないイラクにイエス」の声を
上げよう】

 3月8日は国際女性デーであり、先進国においてさえ日に日に広がる性差別に対
する抗議の声を大きく上げる日である。とはいえイラクにおいては、女性に対す
る差別は、イランの宗教指導者の政権やアルカイダ集団とつながる宗派私兵たち
によって実行される性浄化ともいうべき度合いに達している。これらの集団は、
人間性に対する最も憎むべき犯罪を犯しており、とりわけ女性に対してはバスラ
やバグダッド、モスル、ディヤラなどの諸都市で性的大量虐殺を行なう段階にま
で至った。

 こうした地獄のような政策をイラクで実行しようとする一切の活動に目をつぶ
り、これらギャングたちが何の妨げもなくやりたい放題できるよう解き放ったの
が、占領である。

 戦場から遠く離れた地域においても無実の市民を捕らえる占領者の犯罪とテロ
リスト集団に加え、宗派浄化と並行する性浄化は、今日のイラク社会に垂れ込め
る悪夢となった。

 これらギャングたちは、女性も人間性も存在しないイラクをつくろうと企んで
いる。彼らの犯罪に対する沈黙は、イラクと我々の現在・未来の世代をこれら犯
罪者の手に引き渡してしまうことを意味する。女性を殺す殺し屋たちは、何千も
の罪もない人々をその宗教的な背景ゆえに殺してきたのと同じギャングたちであ
る。

 さらに、これらギャングたちに野蛮な犯罪を続けさせることは、占領を長引か
せることにしかならない。したがって、我々が団結を固めることこそが占領者を
恐れさせ、その終了時期を早めるのである。

 イラク自由会議は国際女性デーを機に、世界中のすべての女性に祝福の言葉を
述べると共に、女性たちと自由愛好勢力に対しこれらギャングたちに反対して立
ち上がり団結するよう呼びかける。

 イラク自由会議はこれらの無法者たちをイラクから追い出す闘いの先頭に立つ。

 「シーアでもない、スンニでもない、我々は人間だ」のキャンペーンはイラク
と世界のすべての自由を愛する人々に、「女性の殺害にノー、性浄化を進めるギ
ャングたちにノー、女性迫害者のいないイラクにイエス」の旗を掲げるよう訴え
る。

イラク自由会議
2008年2月29

原文 http://www.ifcongress.com/English/News/2008/0308/on-march8th.htm

(翻訳:浅井健治)

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