TUP BULLETIN
「エジプト民衆蜂起」について書かれた速報
◎メガリークの衝撃:ロンドンで聞くエジプトの声 米国の生々しい機密外交電文を逐次公開しているウィキリークスの資料ほどに、情報の価値と威力を見せつけた情報が近来あったでしょうか。ツイッターや SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)によって大量の生の情報が瞬時に広がるインターネットのこの新時代には、真に価値ある 情報は誰も予測できないような大きな力で世界に変動をもたらすものだということを、我々は今、リアルタイムで目撃しています。
独裁者や帝国主義国の正体の一端が顕れるやチュニジアの独裁者が逃亡し、エジプトをはじめ中東各地にも影響が波及していて予断を許しません。けれどもこの ように世界が躍動している時に、日本ではその状況がほんのわずかしか伝えられていません。大手メディアは申し合わせたかのように不気味な静けさを保ち、 ウィキリークス情報を黙殺同然にしているかのようです。
ロンドン在住のTUPメンバー藤澤みどりは家事の傍らBBCや、デイリーテレグラフ紙、アルジャジーラなどのもたらすニュースなどから豊富な情報を得て、世界の大変動の始まりに立ち会う実感をブログ http://newsfromsw19.seesaa.net/ に綴っています。
この文章がお目にとまるころには情勢はさらに大きく進展しているかも知れませんが、ロンドン生活から切り取った、ある時間帯のナマの声を紹介します。
(本文:藤澤みどり、前書:藤谷英男/TUP)
速報一覧
- 速報886号 エジプト民衆蜂起ウォッチング@ロンドン (その9) (2011年02月11日)
- 速報884号 エジプト民衆蜂起ウォッチング@ロンドン (その8) (2011年02月10日)
- 速報882号 エジプト民衆蜂起ウォッチング @ ロンドン (その7) (2011年02月07日)
- 速報880号 エジプト民衆蜂起ウォッチング @ ロンドン (その6) (2011年02月05日)
- 速報879号 エジプト民衆蜂起ウォッチング@ロンドン (その5) (2011年02月04日)
- 速報878号 エジプト民衆蜂起ウォッチング@ロンドン (その4) (2011年02月03日)
- 速報877号 エジプト民衆蜂起ウォッチング @ ロンドン (その 3 ) (2011年02月02日)
- 速報876号 エジプト民衆蜂起ウォッチング@ロンドン (その 2 ) (2011年02月01日)
- 速報875号 エジプト民衆蜂起ウォッチング@ロンドン (その1) (2011年01月31日)
CATEGORIES
記事の分類
RECENT ARTICLES
最新の速報
- TUP速報1012号 ICEの背後にいるのは誰? トランプの移民追放を支えるアマゾン、パランティア、マイクロソフトなど巨大テクノロジー企業 (2018年11月25日)
- TUP速報1011号「少なくともあの強制収容では…」という言葉を口にする日がまた来るとは:ジョージ・タケイ (2018年07月08日)
- TUP速報1010号 ヘレン・カルディコット氏インタビュー (2018年05月10日)
- TUPエッセイ(1009号) 北朝鮮・韓国の歴史的和解と東アジアの平和(2) (2018年05月01日)
- TUPエッセイ(1008号) 北朝鮮・韓国の歴史的和解と東アジアの平和(1) (2018年04月29日)
- TUP速報1007号 「私が爆弾を作ったわけではない。私は爆弾が存在することを示しただけだ。」 (2017年10月15日)
- TUP速報1006号 戦争は嘘から生まれ、平和は真実から生まれる (2017年07月15日)
- TUP速報1005号 チョムスキー・インタビュー:トランプによる北朝鮮への威嚇の危険 (2017年05月13日)
- TUP 速報 1004 号 日本はNSAと世界的監視を拡大した秘密の取引を行っていた (2017年05月11日)
- 速報1003号 トランプ政権が目論む日本と韓国の核武装、中国への威嚇:東アジアの転換期? (2017年05月04日)